おせちのレシピ 《黒煮豆》
おせちに黒煮豆
おせちの一の重には口取り・祝い肴と呼ばれる料理が入ります。
その中でも黒豆・田作り・たたきごぼうは三種肴と呼ばれて欠かせない料理とされています。
黒煮豆には日に焼けて真っ黒になるほどマメに健康で仕事ができるようにという願いが込められています。
煮豆はコトコトと半日以上煮なければならないイメージがあるかと思いますが、今回ご紹介する黒煮豆のレシピは加熱時間をカットしてふっくらつやつやに煮上がるレシピです。
光熱費が高くなっている今日この頃。
コンロを占領しない煮豆のレシピですの
冷凍保存もできますので忙しいおせちづくりにもピッタリですよ。
材量
<作りやすい分量>
黒豆 100g
砂糖 100g
濃口醬油 小さじ2杯
重曹 小さじ1/2杯
水 600cc
赤ワイン 100cc
鉄卵(または錆びたくぎを布で包み縛ったもの)
作り方
【1日目】
- ざるに黒豆を入れ、水を入れたボウルに漬けて優しく混ぜて汚れを落とす。水を変えて2~3回洗う。浮いている豆は除く。新しく水をボウルに入れ黒豆が水から出ないように浸しておく。
- 鍋に水、鉄玉を入れて火にかけ沸騰させる。砂糖、濃口醤油を加えてひと煮立ちさせ砂糖を溶かし、火を止めて重曹を加える。
- 1の黒豆をざるに上げて鍋に入れ蓋をする。タオルで包み、発泡スチロール箱に入れて蓋をし一晩おく。
【二日目】
- 発泡スチロール箱から取り出し、蓋を取って強火にかける。沸騰し始めたら豆がグラグラと踊らない程度の弱火にして10分煮る。表面に白い泡が出るが重曹の泡なので取り除きません。
- 火を止めて蓋をし、タオルで包み、発泡スチロール箱に入れて蓋をして4時間置く。
- 発泡スチロール箱から取り出し強火にかける。沸騰し始めたら豆が動かない程度の弱火にして10分煮る。表面の泡をお玉ですくいとる。オーブンペーパーで落とし蓋をし、鍋の蓋をして極弱火で1時間~1時間30分煮て火を止める。(指で潰して簡単に潰れる固さになっていればOK)
加熱中は吹きこぼれを防ぐため蓋を少しずらしておくか、菜箸を1本挟んでおくと良いでしょう。
豆が煮汁から出ないように注意しましょう。途中で豆が煮汁から出る前に湯(または水)を足しましょう。豆が煮汁から出ると皺の原因になります。 - 粗熱が取れたら再び火にかけ、沸騰し始めたら豆が動かない程度の火加減で豆が煮汁から出るか出ないかという分量になるまで煮る。
落し蓋を外し、赤ワインを加えて沸々と煮汁がし始めたら火を止める。蓋をして粗熱がとれるまで置き、鉄卵を取り出す。 - 冷凍しない場合は容器に移し蓋をして冷蔵庫へ入れる。豆が煮汁から出ないようにして保存しましょう。
冷凍する場合は煮汁ごと容器に入れて冷凍する。使う分だけ小分けして冷凍すると良いでしょう。冷凍する場合も豆が煮汁から出ないようにしましょう。
ポイント
- 黒豆を洗う時はジャバジャバ水道水で流さないようにしましょう。ガシャガシャ洗うと皮が破れます。しっかり水を変えながら優しく洗ってください。
- 発泡スチロール箱がない場合はクーラーボックスや保冷バックでも良いです。それに代わる物がない場合は、新聞で包んでからタオルや毛布で包んで保温しましょう。
- 煮汁から豆が出てしまうと皺が寄ります。煮汁から豆が出ないように湯(または水)を加えて加熱します。
- グラグラと沸騰させると豆の皮が外れやすくなります。火加減に注意しましょう。
- 食べる前に冷蔵庫に移し自然解凍します。
- 鉄卵や釘がない場合はいれなくてOK。色は赤みが立った黒色になってしまいますが問題ありません。
- 作業工程3の時間は目安です。今回は1時間煮ました。豆の大きさや乾燥の具合により煮る時間は変わります。
その他、煮豆のレシピです。
水筒を使った小量調理⇩
重曹を使わないレシピ⇩
最後までお読みいただきありがとうございました。
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