ベトナム料理のレシピ 《フォー・ガー》
フォーとは
フォーはベトナムで料理に使われる平たい米粉で作られた麺のことです。
牛や鶏でだしを取ります。
そして、牛肉がトッピングされたものをフォー・ボー、鶏肉がトッピングされたものをフォー・ガーと呼びます。
フォーの歴史は浅く20世紀に入ってからと言われており、フランスを起源とする説や中国を起源とする説があります。
ベトナムの国民食ではありますが、家庭で食べることは少なく朝ごはんに屋台で食べるのが一般的なのだそうです。
今日は鶏肉を使ったフォー・ガーのレシピのご紹介です。
材量
<3人分>
フォー 210g
鶏むね肉 1枚
もやし 100g
玉ねぎ 1/2個
ミニトマト 3つ
レモン 1/2個
パクチー 適宜
生姜 1かけ
にんにく 1つ
砂糖 小さじ1/2杯
塩 小さじ1/2杯
サラダ油 大さじ2杯
レモン汁 大さじ1杯
水 800ml
Ⓐ酒 大さじ1杯
Ⓐ創味シャンタン 大さじ1杯
Ⓐナンプラー 大さじ2杯
作り方
- もやしは茹でてざるに上げて冷ます。玉ねぎは薄切りにして水に10分さらし、ざるに上げて水を切る。ミニトマトは半分に切る。レモンは3つのくし形に切る。生姜は皮付きのまま薄切りにする。にんにくは縦に2つに切り芽を除く。
- 鶏むね肉をフォークで刺し、砂糖と塩を揉みこみ10分おく。
- フリーザーバッグにサラダ油とレモン果汁を入れて2の鶏むね肉を入れ、空気を抜いて3時間以上冷蔵庫に入れマリネする。
- 鍋に水・3の鶏もも肉とマリネ液・生姜・にんにくを一緒に入れ強火にかける。沸騰したら弱めの中火にて蓋をして4分煮る。鶏むね肉をひっくり返して蓋をして4分煮る。蓋をしたまま粗熱がとれるまでおいて余熱で火を通す。
- 鶏むね肉を取り出し、薄切りにする。煮汁は沸騰させ、Ⓐの調味料を加えて味を調えスープの出来上がり。
- 深めのバットに水を張り、フォーを1時間浸して戻す。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、戻したフォーを入れて2分茹でてざるに上げ水を切る。
- 器に7のフォーを入れ5のスープをかける。もやし・玉ねぎ・ミニトマト・レモン・パクチーを盛り付けて出来上がり。
ポイント
- 鶏むね肉は固くなりパサつきやすいです。砂糖で保水して油でマリネすることで柔らかくすることができます。また、余熱で低温調理することで柔らかく仕上げます。今回は火を落として1時間30分経った時に鍋の湯の温度が68℃でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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